リノベーション物語【1】六畳・四畳半・台所・風呂・トイレつき

リノベーション

この写真は以前に出会った実際の不動産物件です。居ぬきだったので、ちゃぶ台、古いテレビ、小さな電気ストーブが放置されています。

右手の押し入れの襖は薄汚れ、寸詰まりのカーテンが窓にぶら下がっていました。畳は陽に焼けて茶色くなり、擦り切れていました。水回りの設備も古めかしい佇まい。

物件は、熱海のはずれ、山の斜面にありました。「六畳・四畳半…」の文言から思い描くイメージどおり古アパートそのものの室内です。

ところが。ところがです。

窓の外は幸い隣のビルの壁ではありません。それどころか、天気は悪かったのに、光があふれているように見えました。

それが並みの物件と「唯一異なる魅力」でした。その大きな魅力に引き寄せられて、リノベーションの旅が始まります。(次の記事へ続く)

 

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たけぞーです。建築好き、写真好きです。
このブログも、両方の要素がクロスすればいいな、と立ち上げました。
たけぞー(takezo)が街を歩きまわるから"take-a-walk"なのです。
現在はビル設備管理の仕事をしつつ、家族が営む不動産事業をサポートしています。

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