リノベーション 【建物散歩】旧:江戸橋倉庫ビル ~ 日本橋ダイヤビルディング 旧渋沢邸である日証館ビル【地図のA点】から堀割り(現在では埋め立てられて首都高。元の「楓川」)ひとつ挟んで、「日本橋ダイヤビルディング」があります【B点】。 震災復興の東京で建設され、昭和5年末に竣工した「江戸橋倉庫ビル」がその前身です。... 2021.12.17 リノベーションヴィンテージ
リノベーション 【建物散歩】兜町・日証館ビル 渋沢栄一の住まいは以前ここでも紹介したように、深谷(血洗島)、後年の深川や飛鳥山にもありましたが、明治6(1873)年から9年まで、今の証券取引所のすぐ隣に住んでいたのです。そこに今は「日証館ビル」が建っています。 日証館ビル ... 2021.12.16 リノベーションヴィンテージ
リノベーション 未来が見えてくる橋【東京・常盤橋】 江戸城の大改造と街づくりがスタートし、いわゆる江戸時代が始まります。兵糧としての「塩」確保のため行徳の塩田から江戸城まで最短距離で通じる水路を開削していました。これに江戸城北部から注ぐ川筋と交差させ、城や町を拡げるための物資・人員・食料などの輸送路として水路を切り開いていきました。常盤橋は、その巨大ロジスティクスの「交差点」にあります。 2021.02.26 リノベーションヴィンテージ街
リノベーション 有楽町・新橋ガード下・・・「鉄道高架橋」が支えるもの 有楽町ガード下と言えば赤ちょうちんの連なりは有名ですが、その新橋方面への延長上に、「日比谷OKUROJI(奥路地)」という新しい商業施設が2020年9月に生まれました。いや生まれたはずです。 2021.02.03 リノベーションヴィンテージ建築
リノベーション BEFORE & AFTERの愉しみ もう一度、活かす。生き直す。そういうスタイル~生き方がいい。 生きてきた時間が長くても、精神の芯がしっかりしていれば、いかようにも柔らかく自らを変えられる。 住まいも同じ。築年が長くても、構造や躯体がしっかりして... 2019.02.22 リノベーション
リノベーション リノベーション物語【7】BEFORE & AFTER 部屋の窓の外に大きく広がる海。 その多彩な色や光と仲良く暮らせるように、白くて気持ちのいい空間をつくりました。 そのBEFORE & AFTER の、「まとめ」です。 ... 2019.02.10 リノベーション眺望
リノベーション リノベーション物語【5】破壊 ~DESTROY 破壊というと大げさかもしれませんが、やるときはやります。・・・ていうか、大工さんたちにお任せしてやってもらいます。 押入れの襖を取り外し、鴨居や敷居や柱を切り取り、壁を解体し、畳やじゅうたんや天井板をはがす。 解体は戸建てなら重... 2019.01.13 リノベーション
リノベーション リノベーション物語【4】創造 ~CREATION 実は僕の父親は材木屋を生業にしていました。僕が幼い時は、大工さんたちが身近に出入りしていました。 ほの暗い材木置き場で、鑿の刃を研いだり鉋をかける大工さんの手元をじっと見つめていましたし、多少の設計図も身近にありました。 ... 2019.01.12 リノベーション
リノベーション リノベーション物語【3】想像 ~IMAGINATION ボロアパート同然の物件でしたが、海が見えるという大きな利点を生かすために、どんな部屋にするのか。 海面から部屋の窓までの高度差。 部屋の外にいる自分の視点。薄明の海に出ていく船から、もしこの部屋を見上げたらどんなに見えるだろうか... 2019.01.11 リノベーション
リノベーション リノベーション物語【2】窓の外には・・・海 赤茶け薄汚れた畳。汚れた窓ガラス。ベランダに貼られたハゲハゲの人工芝。錆の浮いた手摺り。 しかし、その向こうに見えるものに惚れてしまいました。海です。窓いっぱいの海の眺めでした。 幸いなことに、この部屋の所有者はただ古び... 2019.01.10 リノベーション
リノベーション リノベーション物語【1】六畳・四畳半・台所・風呂・トイレつき この写真は以前に出会った実際の不動産物件です。居ぬきだったので、ちゃぶ台、古いテレビ、小さな電気ストーブが放置されています。 右手の押し入れの襖は薄汚れ、寸詰まりのカーテンが窓にぶら下がっていました。畳は陽に焼けて茶色くな... 2019.01.03 リノベーション